ときめきリッチ

「あなたのときめきこそ、極上の贅沢です」
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ミホシキの片づけ人生物語

  • 第一章・片づけまくる子ども時代

    ・幼少期から空間を整えることが好きで、家中の片づけと掃除が趣味。色彩感覚が豊かな個性ゆえに、空間の色合いやインテリアにも興味があった。いかにスッキリと広く見えるかどうか、物同士の余白にもこだわる。家族の部屋だけではなく、小学生の頃から親戚や友達の家まで片づける。

    ・中学生頃から人生の哲学本に興味を持つ。どの本にも共通して書かれていたのは「部屋の片づけ、掃除、整えること」と「前向きな言葉、言霊の大切さ、感謝」などのフレーズ。自分の人生で実験するかのように、心がけて過ごす。

    ・片づけの変態と言っていい学生時代。徐々に、家族の物を自分の判断で勝手に捨てるようになっていた。こんまりさんの過去と同じく「捨てるマシーン」化する私。家中の物の整理までは家族も喜び良かったが、内緒で捨てたモノは衣類や小物に及ばず、布団や棚など大きなモノまで。家族からは、片づけ禁止令が出ていた。いつの間にか、私の片づけ行動は、家族の喜びどころか怒られてしまうようになる。それでも”長年使っていない不要な物は捨てた方が絶対いい”と思いは曲げず。家族が幸せに快適に暮らしてほしい、家中がスッキリしたら心地よいのに、を貫く。

    ・片づけたい思いは変わらず、家族に見つからないように捨てる作戦を練る。①早朝作戦!両親が5時頃起きるその前に、足音物音立てずに捨てる物探し。②不在時作戦!家族が出掛けた隙を見て、今のうちにと高速で片づける。③野外作戦!捨てる物をまずはどんどん家の庭に出して、見つからないようにゴミ袋に入れてまとめる。④トラック作戦!父が軽トラでゴミ出しへ行くので、その隙に内緒のゴミを軽トラにのせて紛れさせる。等、どうにか見つからないように片づける。

    ・高校時代、父も捨てることに賛成していた時のこと。鞄を勝手に捨てようとした際、母にバレてストップがかかる。姉の鞄だったが、実はへそくり用の鞄で危うく捨てるところだった。姉はその鞄に入っていることを自覚していた。私は中身を見ずに捨てようとしたことに大反省をする。他にも捨てた後にバレてしまった物は計り知れず。母が買ったばかりの靴や頂き物の思い出の器、父の愛用していた大切な高級入浴剤など、ありとあらゆる物を捨てて、家族を困らせていた。ようやく少しずつ勝手に捨ててはいけない、と反省するようになる。
  • 第二章・快適な一人暮らし

    ・18歳、短大への入学を機に念願の一人暮らしを始める。自分だけの空間は常に整い、とても快適だった。物は少なく、今でも使っていた物や定位置を全て思い出せるほど。2段になったクローゼットには、服以外にも小物、教科書、毎日使う鞄、スキンケアまで家具家電以外を綺麗に収納。今となり思えば、片づけも定位置も使ったら戻すことも、幼少期からの独自の習慣だったので、片づけ法を学んでいなくてもできていたことにありがたく思う。

    ・たまに帰る実家。自分の住まいと比べて物が多いことが気になり、帰省するなり片づけが始まる。「物を勝手に触らないで」と即怒られる。それでも片づけたくなり、ごめんねと心の中で抱きながらも、再び捨てるマシーンが発動。この帰省時のスタイルは、短大生〜30代になっても続いた。

    ・保育士になるタイミングで、新たなアパートに引っ越す。変わらずミニマムでスッキリな空間。こんまりさんの本が出版され、テレビに出ていた時も「そうそう、こんまりさんの言う通り」と共感しながら観ていた。片づけに困ってはいなかったので、当時こんまりメソッドを実践することはなかった。リアルタイムで見ていたことも、それを覚えていることも、今に繋がり運命だと感じる。
  • 第三章・新しい環境に現れたモヤモヤ
    〜結婚・育児・仕事・新居〜

    ・結婚を機に新たなアパートへ引っ越す。見た目は常にスッキリしていたがモヤモヤが始まる。夫は服が多く、私と比べると10倍以上の差がある。私は、1シーズンしか着ていない2万円越えのコートでもしっくりこなくなったら即捨てするタイプ。服を買うことは好きだったがクローゼットも量もコンパクト。夫の服は納めることができるが、量の多さにイライラ。着ないなら捨ててほしい、同じようなデザインをなぜまた買う、等と物選びの価値観の違いに不満が募る。もう着ていないと勝手に判断したTシャツを捨てることもあった。私が勝手に収納するので、どこにある?と服探しになるとお互いモヤモヤ。夫は片づけなくてもいいというが、私が綺麗をキープしたい気持ちが強く、片づけるループ。実家への思いと同様に、片づけたほうが絶対いいと思い込む。

    ・2016年春、長男を出産。我が子の物が加わり増えても、物も可愛くて癒されていた。お祝いでいただいた玩具、購入した様々な絵本、一緒に遊ぶ時間がとても楽しかった。そんなとある日、私の母が、玩具が少ないからと様々な玩具を持ってきた。息子は喜んでいたが、大きめの玩具も増え床面積が減る生活にザワザワし始める。収納はできるだけ工夫していたが、楽しく遊んでいた玩具を私の基準で捨ててしまう。こうして、息子の物まで、捨てるマシーンが発動し始める。

    ・息子が1歳になり仕事復帰。ついてきたのは、育児と仕事の両立への葛藤。正社員保育士として働く中、不規則な仕事中心の生活で時間に追われる。”本当は息子ともっとゆっくり過ごしたいのにできていない”、”早番遅番で朝も夜もスピーディーな日々、振り回してごめんね”と息子に申し訳なく感じる。本当はどうしたいか分かっているのに、未来への不安から環境を変える勇気も出ない。働き方と向き合う中、私らしいを活かした新たな仕事もしたい。私には何ができるか。学生時代にあったインテリアや暮らしに携わる思いも出てくる。ライフチェンジを視野に入れ始める。

    ・子どもの頃から夢だった和モダンな家づくりを経て、新居に引越す。暮らしに携わるお仕事がしたい思いも、マイホームに住めば満足するのかもしれないと感じていた。しかし、「思ったのと違う」「また建て直したい」引越し初日にそう感じてしまう。普段はポジティブに切り替えできる私でも、特に家へのこだわりが強かった分、家に不満を抱く新生活がスタート。大きな買い物への悔いの執着が手放せきれず、「もっと大きな窓で明るい日差しが入ってほしかった」「もっと和なスタイリッシュな雰囲気が良かった」「なぜこの間取りで進んでしまったんだろう」「設計士さんにこだわりたい思いを伝えきれなかった」などと感じたまま3年以上過ごす。この感情があるということは、まだまだ片づけが足りない証だと感じ、自己流哲学で日々捨てるもの探しや掃除を徹底する。
  • 第四章・こんまりメソッドとの出逢い

    ・2020年春、長男が4歳になった数日後に次男を出産。育休中に入ったとある日、今に繋がるきっかけが訪れる。毎週のように図書館に通い、いつも通り本を選ぶ。私の基本スタイルは、ふらりと本棚を見ながら歩き、その場でピンときた複数冊の本を借りること。その一冊が、こんまりさんの著書『人生がときめく片づけの魔法』だった。9年前にも本を手にしたことがあるので再会となる。帰宅し、何気なく2.3ページ読んだ時点で、ビビビと雷が落ちる。「私、こんまりさんになる!」長年探していた新しい道が見つかり、自分の中で決まった瞬間だった。「私には、片づけがあった」「多くの人にこの片づけを広めて、自分らしく生きる人が増えるお手伝いをしたい」と感じた。同時に、「この片づけメソッドはすごい。自己流の片づけでは解決しなかった現状のモヤモヤもスッキリするはず。人生が変わる。」と確信した。

    ・私の新たな夢が決まり、ワクワクしながら本を読み進める。こんまりさんの過去のエピソードからも、私と同じような経験が書いてあり、さらに運命を感じていく。私はこんまりさんのように、捨てすぎて失神した経験はないが、実家にいる時は片づけがしたい思いから不眠症かと思うほど眠れず、夜中に目覚めて片づけだすこともあった。この本を読み終えたら片づけを実践することも決めた。育児家事の合間に1日で読み切る。当時のワクワクは今も続く、まさに、ときめき。
  • 第五章・自身で片づけ祭りに挑戦

    ・翌日からは、3ヶ月の息子と過ごしながら、片づけ祭りを始める。合間に、ネット検索をしながらYouTubeなどでこんまりメソッドについて片っ端から調べる。また、どうやったらこんまりさんの片づけの仕事が出来るのか検索する。こんまりメソッドにどんどん魅了されていた数日後、こんまり®︎流片づけコンサルタントという方がこんまりさん以外にも何人も活躍していることを知る。コンサルタントになる為の養成講座があることが分かり、タイミングを見て受講することを決める。

    ・片づけ祭りでは、手順通り進めていく。しかし、日頃から片づけて不要なモノがなく、ミニマムな数量なこともあったので、手放すモノがほとんどなく変化が見られなかった。また、ときめかないけれど、今手放したら困る、というモノもあちこちに出てくる。ときめきで判断する片づけだが、ときめきの感覚がこれで合っているのか分からない。結果、理想の暮らしを描く・衣類〜思い出品までの流れを10回程繰り返すことになる。
  • 第六章・コンサルタントの世界にふれる

    ・当時は、コロナ禍。運よくオンラインが普及したおかげで、こんまり流片づけコンサルタント養成講座無料説明会に参加する。次男を抱っこ紐で抱えたまま参加していた頃が懐かしい。コンサルタントから話を聞けたことで片づけの楽しさをより感じ、コンサルタントの役割の素晴らしさにワクワクする。(認定まで20回以上参加)私はいずれ片づけコンサルタントになる身。自身の片づけ祭りの現状も踏まえ、受講前に片づけレッスンを依頼することを決める。ただ、育休の今は、息子たちとじっくり過ごす日々を大切にしたい。それまでの間は、こんまりメソッドを自分なりに追求し、実践することを楽しむと割り切った。

    ・名残惜しい育休を終え、正社員のまま仕事復帰する。保育の仕事はとても楽しい。目の前の子どもたちが自分らしく安心して過ごすという信念は、学生の頃からブレずに持っていた。その思いを大切に子どもたちと向き合える喜び。安定したキャリアと収入。慣れた職場の人間関係も心地よく、環境には何も問題はない。ただ、心に引っかかる違和感。本当は、もっと我が子と過ごすゆとりの時間を確保したい。仕事中心ではない生き方もしたい。人はもっと自由でいいはず。そう長年もがいていた時に出会った、こんまり®︎流片づけコンサルタントという新たな夢。これから今の働き方に感謝をして手放す日がやってくる。そう胸に抱きながら、保育士を全力で楽しむ日々を送る。
  • 第七章・初の自己投資は片づけレッスン

    ・2021年夏。片づけレッスンを伴走してほしいコンサルタントに無料相談希望の連絡をする。連絡といっても、数字を一つ送るだけ。それなのに、初めての試みにドキドキして、クリックするまで一週間かかる。無事に送信でき、相談の日を確保。遠方のコンサルタントだったのでオンラインレッスンを希望。自宅のあらゆる写真を事前に送ったのだが、自信なしの収納、スッキリし過ぎて味気ない空間、裸を見られる感覚でとても恥ずかしかった。それでも、片づけを終わらせて新しい自分らしい人生を歩む!と覚悟は決まっていたので、楽しみだった。無料相談を受けたことで、コンサルタントに受けとめて頂き、安心してレッスンに進む準備ができた。

    ・片づけレッスンは初の自己投資。そして、自分の為に初めて希望を出して有給を使った記念でもある。有給といっても、1日ではなく3時間。当時の私には精一杯だった。今までの有給は子どもの為。子どもの体調不良や行事で休むことさえも職場に申し訳なく過ごしてきたので、他人軸で選択してきた象徴でもある。それが、レッスンの為に、自分の人生の為に使った3時間という新たな第一歩。改めて、子どもの為、家族の為、職場の為と、外に矢印が向いていたことに気づく。時間もお金も「自分の為に使っていいよ」と許可を出すことができた。

    ・片づけレッスンは3ヶ月で3回。とはいえ、3時間1回、2.5時間が2回の計8時間。仕事のお休み事情も理解して下さったコンサルタント。レッスンはゆったりスケジュールプランで進めた。月に一度のペースなので、もっと短期にスパッと片づけ卒業したいと、最初はもどかしくも感じたが、結果とても良かった。レッスンの間は、一切自分で片づけを進めないスタイルを取ることにした。そのおかげで、幼少期から永遠と続いてきた片づけライフに休憩を取ることができた。また、ときめくコンサルタントと連絡を取り合いながら楽しく過ごせた期間となった。

    ・レッスン初日。まず、オンラインで繋ぎ、コンサルタントと一緒に家に挨拶をする。ただただ1分ほど家を感じてみただけなのに、涙する。家に対して今まで不満に感じていたが、毎日私たち家族を守ってくれてありがとうと初めて感じ、感謝で溢れたスタートとなる。ヒヤリングでは「見た目はスッキリしているのにしっくりこない。もっと片づけて理想の暮らしを実現したい」私。コンサルタントは「みほちゃん、充分片づいていますよ。卒業と言っていいくらいですよ。きっと求めているのは、卒業後のアップデートの段階。まずは、自分を認めてあげましょう。」と。自分に丸を出していなかった、もっともっとと完璧を求めていたことに気づく。今の家も今の自分も認め、片づけ祭りがスタートする。

    ・初日ヒヤリングの時点で、心が軽やかになる。衣類では、もう身につけないけれど見たらときめくワンピースやヒールと向き合ったことが特に心に残っている。一つのモノを深掘っていくと、過去のときめき「過去への執着」だと分かった。また、色や生地にはときめくと知り、そのモノが教えてくれた役割も感じた。ときめきは奥深く、コンサルタントと一緒だからこそ自分だけでは気づけなかったことを学べた。

    ・自分の持ち物全てが、自分と一致している「ときめき」を実感。卒業を迎える。家が好きになり、家族のモノも愛しい。自分のときめきを選べたからこそ、家族もそれぞれのときめきがあると認めることができた瞬間。家中のモノも空間もイキイキと感じる。今まで、片づけは捨てること減らすことスッキリすることだと思っていた私。卒業時は、すべてのモノに敬意を持つ感覚を知れた。こんまりさんが言っていたこの感覚、これは片づけ祭りを終わった人にしか味わえないと思った。こんまりメソッドはすごい。心が軽くなり、人生丸ごと肯定できた。この先、いろんなことがあっても、捉え方が変わるから大丈夫だと保証できた。レッスンの効果、コンサルタントが伴走する意味と役割も体感し、尊いお仕事だと感じる。伴走して頂いた山口綾子さん、ありがとうございました。
  • 第八章・片づけコンサルタントの道へ

    ・2022年6月、2年越しの養成講座を受講。2週連続3日間。土曜日は仕事が休みというベストタイミング。子どもたちのことは、夫が仕事の日は私の母にお願いする。オンライン可能な漫喫の個室を予約。準備は整い、安心して参加することができて家族の支えに感動する。講座は、とても学びが深く、本当に楽しかった。ときめきで生きている仲間のエネルギーがものすごい。養成講座を受講したことで、こんまり®︎片づけコンサルタント修了生(見習い生)という立場をいただいた。コンサルタントのお仕事が尊く、志も高まる。こんなにも人の役に立つお仕事に出逢えたことに感動してやまない日々がスタートする。

    ・こんまり流片づけコンサルタントの資格取得の為、片づけレッスンを現場で経験する。フルタイムで働き育児も楽しみながら、土日の休日に4名の方にご協力をいただき、モニターレッスンを1年1ヶ月かけて行う。一人一人違う環境、思い、理想の暮らしへと向き合う過程で、沢山の学びがあった。レッスンの度にレポートをまとめて提出。課題をクリアし、試験も無事に合格。念願のこんまり®︎流片づけコンサルタントの認定を受ける。3年前に描いた夢の準備が整った。資格を取っただけでは何も変わらない。今の自分にできることを理想を描いて行動に移していく。

    ・こんまりメソッドでは、モノの片づけの後は、非物理的片づけをすることでさらに整うと言われている。この退職前の節目の時期に、私も整えたいと思い、こんまりメソッドコーチングを受ける。コーチと一緒にこの先の理想の暮らし、働き方、時間、データなど具体的に描いて思考を片づけた。こんまりメソッドのおかげで、当時描いたことはほぼほぼ全て叶った。そして、今もときめき追求の日々、新たにアップデートし続けている。

    ・修了生になった頃から、職場には挑戦したいことができたという思いは伝えていたので、働きながら新しい道への準備もありがたいことに公認していただいていた。私は、バカ正直な所があり、思いはその都度伝えていた。昔は周りの目を気にしたり、常識的に等と意見が言えない自分もいた。それが、こんまりメソッドで片づけを終えてからは、ときめきに正直に、ときめかないことは素直に、自分の思いを表現できるようになった。職場の方々も、私の動じない思いを受けとめて応援してくれた。恵まれて、本当に感謝している。2024年3月に、感謝を込めて職場を手放す。
  • 最終章・現在のときめく片づけサポート

    こんまり流片づけコンサルタントとして本格的に活動を始める。4歳からのお子様、学生、子育てママ、会社員、起業家、90歳代のご夫婦まで、幅広い年齢層の片づけをサポート。石川・富山・福井のお客様に限らず、全国の方々からオンラインレッスンの依頼を頂くようになった。一軒家、アパートマンション、2世帯住宅、企業・オフィスの片づけも経験。片づけレッスンでお客様の家も人生も変わっていく瞬間を側で感じることができて感動こ連続。活動の輪を広げて、保育園や公民館などの公共施設や店舗などでイベントも開催。地元テレビ番組での片づけコーナーは、レギュラーコーナーとなり片づけを紹介している。石川県に片づけの良さを広げる夢が実現していることを体感。また、全国の方向けの片づけオンラインサロンでも運営サポートを担当。ワークショップは対面、オンラインでも開催している。一人でも多くの方の片づけが終わるよう、自分にできることを楽しみながら活動している。    
    こうして読んでいただきありがとうございます。
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